ISOについて知ろう!
そもそも、ISOってなに?
ISOを取得するとどうなるの?
取得するためには何をすればいいの?
ISOという言葉を初めて知った、聞いたことはあるけれど詳しくはわからない…というお客様へ、ISOについてわかりやすく紹介します。
ISOとは
国際標準化機構(International Organization for Standardization)のことを指します。スイスのジュネーヴに本部を置き、製品・サービスなどの標準化を推進し世界共通のルール(規格)を制定している組織です。
また、国際標準化機構が定めている国際規格(ISO規格)のことを「ISO」と呼ぶことも多いです。
ISO規格とは、「世界中で同じ品質、同じレベルのものを提供できるようにしましょう」という国際的な基準です。ISO規格は大きく分けて「製品」と「マネジメントシステム」の2つを対象としています。
ISO規格の種類
上記のとおり、ISO規格には製品規格とマネジメントシステム規格があります。
当社がISO認証の審査を行うのはマネジメントシステム規格で、その中でもISO9001(品質)、ISO/IEC27001(情報セキュリティ)が対象となります。
マネジメントシステム規格は第三者認証制度が採用されており、組織が認証機関に認証を受けることで「その組織がマネジメントシステム規格に適合している」ことが認められる仕組みとなっています。
製品規格
製品の形状や寸法、安全性など、さまざまな点を規定した規格。どの国でも同じ品質・レベルの製品を使用できるようにすることを目的としています。
身近なものだと…
・非常口のマーク
・紙のサイズ
・クレジットカードなどのカードのサイズ
などがあります。
マネジメントシステム規格
組織が方針及び目標を定め、それを達成するためのシステムについて規定した規格。組織のマネジメントの継続的な向上を図ることを目的としています。
規格の種類は…
・品質
・環境
・情報セキュリティ
などがあります。
マネジメントシステムとは
「方針及び目的(又は目標)、並びにその目的(又は目標)を達成するためのプロセスを確立するための、相互に関連する又は相互に作用する、組織の一連の要素」※のことです。
もう少し簡単に説明すると、「目的を達成するために組織を運営する仕組み」がマネジメントシステムです。
そして、その仕組みを実現させるための手段がPDCAサイクルです。PDCAサイクルは、P(Plan)、D(Do)、C(Check)、A(Act)の頭文字からとられています。
Plan-計画 … 目標や目的の設定、顧客からの要求や組織の方針に沿った計画を立てる。
Do-実行 … 計画を実行に移す。
Check-評価 … 方針や目標、計画どおりに実行できているかを監視・測定し、その結果を報告する。
Act-改善 … 評価を受け、パフォーマンスを改善するための処置をとる。
目標を達成するために計画を立て、実行し、実行後はその結果を評価し、より良い仕組みになるよう改善する、そして新たな計画を立てる…このサイクルを持続的に繰り返すことで組織のマネジメントなどの継続的改善を目指していきます。
※JIS Q 19011:2019(ISO19011:2018)より
ISO取得のメリット
では、ISOマネジメントシステム規格の認証を取得するメリットとはどのようなものなのでしょうか。3つのポイントに着目してみましょう。
企業経営の仕組みが整う
ISOマネジメントシステム規格の認証は、社内のPDCAサイクルを回す仕組みが整っていることが必要な条件となります。
第三者(認証機関)からのチェック・PDCAサイクルを回していくことで改善が進み、根本から問題が発生しにくい経営の仕組みに整えることができます。
顧客からの信頼を獲得
本来、社内の経営の仕組みづくりがきちんとできているかということは、取引先や顧客など、外部から見てもわからないものです。
ISOの認証は取得すると認証マークを名刺などに載せることができ、社内体制がしっかりしていることをアピールできます。
ビジネスシーンでも有利に
ISO認証は、公共事業の入札時や国際ビジネスの舞台でも強い武器になります。
公共事業では、ISO取得を入札時の加点要素にしているものもあります。また、海外と取引をする際にISO認証があれば、国際基準をクリアしているという証明にもなります。
ISOを運用していくには
ISO認証審査では、組織が会社のルールに従って組織を経営していることを確かめるために、ルールの文書化を要求される箇所があります。ISO規格を理解して、会社のルールを作って、それを文書化するという作業はある程度の時間や人員が必要になります。
そこでISOの運用方法としてコンサルタントを利用したり、すべて自社で準備したりとパターンはさまざまありますが、当社は新しいISOサービスをご提案いたします。
ISOシステムをご検討の組織様向け おすすめプラン
ITツールでマネジメントを運用
WebMiCSコース×アカデミーコース
コースでできること
WebMiCSコース
1.お客様専任『ITトレーナー』と一緒に取り組む
ITトレーナーは、お客様に合わせて学習プログラムを作成します。プログラムではご訪問やWeb会議を通して、WebMiCSの導入に関するご不明点を解消します。
※ITトレーナーはWebMiCSの使い方に関するサポートをしていきます。ISOコンサルティングは行いません。
2.セミナールームで疑問・不安を解消
コースで感じた疑問点や不安な部分は、いつでもセミナールームで解消していただけます。
アカデミーコース
1.豊富なコンテンツから受講したいものを選べる
セキュリティ対策やIT、ISO等に関するセミナーやeラーニングの中から受講したいコンテンツを予約・視聴可能。また、新しいコンテンツも随時開講していきます。
2.見たい分だけ、何度でも
セミナー・eラーニングは、受講回数無制限。見たいタイミングで見たい分だけご視聴いただけます。
※公平性の観点から、ISO認証機関はISOに関するコンサルティング行為を禁じられています
さらに、どちらのコースも…
3.コストの負担が軽減
中長期にわたる取り組みの歩幅に合わせてお支払いは全コース月額制。
一度に大きな金額を用意しなくてよいので、負担が少なく続けられます。
認証コースでISO審査を実施
WebMiCSコース×アカデミーコースでの取り組みでお客様自身でISOシステムを運用できるようになったら、ISO審査による第三者チェックをおすすめしています。なお、認証コースは審査予定時期の約半年前までのお申込みが必要です。
認証コースでできること
1.顧客・取引先からの信頼性向上
品質や情報セキュリティに関する国際的な基準を満たしたマネジメントを行うことで、顧客からの信頼度が向上します。
2.社内意識の改善
従業員が同じルール・目標を共有し業務に取り組むことで、社内の仕事への士気が高まります。
当社のISO審査の強み
お客様の実態に応じた審査内容
お客様の規模や実態に応じた、現場レベルでの目線で審査を実施
当グループのお客様の大多数は中小企業の皆様です。多くの認証機関ではISO認証取得に専任の人員を置ける大企業を基準にした審査を行うことがありますが、当社は中小企業の実態を理解し、お客様の声に耳を傾け規模や実態に即した適切な審査を行います。
さらに、経営ツールとして有効性があり、継続的に維持・改善につながる審査を行います。
経験豊富な登録審査員
業種特性を十分に理解した審査員を全国規模で配置
日本における審査員基準をみたし、かつグループ独自の厳しい審査基準をクリアした、のべ470名の審査員と契約を結んでいます。
また、審査員教育にも力を入れており、審査のバラツキを解消し指摘に対する認識の共有化を行っています。審査パフォーマンスが維持および向上していることを確実にするため、定期的に検証審査を実施しています。
審査料金のお支払いも負担軽減
月額制での審査料金お支払い
事業所数や産業分野数の追加も月額オプションとして対応可能
年に一度の審査時に大きな金額を用意することなく、毎月決まった料金のお支払いでお客様の経済的負担を減らしていきます。
お客様がISO認証を持続的に維持・運用できるよう、コスト面からも貢献していきたいと考えております。
さらに!
WebMiCSコース・アカデミーコース・認証コースにお申し込みいただくと…
(例) QMS 1~15名様の場合
1コース分を無料でご利用いただけます。たいへんお得なサービスとなっておりますので、WebMiCSコース、アカデミーコースをご契約のお客様は、認証コース【ISO認証で第三者チェック】へのお申し込みもおすすめです!
※無料になる1コースは、WebMiCSコースかアカデミーコースいずれかのうち価格の低いコースとなります。
Information
関連情報
WebMiCSとは?
機能紹介
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アームスタンダードでは、WebMiCSを実際に体験できる無料のセミナーを開催しております。
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など、どのようなきっかけでも構いません。まずはお気軽にご参加ください。